キャンプ場が近く、道具や装備があるならキャンプ場で始めるのがおすすめです。しかし、都市部在住で道具や装備がない人の場合そうはいきません。
そこで今回、後者の都市在住者に向けてブッシュクラフトの始め方を紹介します。
ブッシュクラフト入門(大橋)がおすすめ!
私なりにブッシュクラフトの始め方を提案しようと思ったのですが、すごくいい本がありました。大橋正行 氏の「ブッシュクラフト入門~お手軽ブッシュクラフのすすめ~」です。
自宅周辺→公園や河原→キャンプ場
上記の様な順に身近な場所でブッシュクラフトを楽しむ方法を具体的に紹介している本です。いつでも気軽に行けて、特別な装備がいらず、野外での基礎知識を身につけれるのがお手軽ブッシュクラフトの魅力です。
手軽に今すぐブッシュクラフトを始めたい! という人はこの記事より本を読んだ方を有意義な時間が過ごせると思うので、ぜひどうぞ!
ここで記事を終えると私の経験を記録できないので私なりの提案も記載します。時間のある方はどうぞ。
都会の街中でも自然保育はできる
10年ほど前に自然保育団体を運営する先生と話したことがあります。その先生は全国で講演をするような現場叩き上げの先生です。
ある人が先生に「森がなくて自然保育ができずに困ってる」と相談していました。細かい話の内容は忘れましたが先生の答えが印象的でした。
先生は「都会の街中でも自然保育はできると思いますよ。」と答えてました。
当時は、その意味がよく分からなかったのですが数年前に大橋氏の本に出会い意味がわかった気がします。
当時先生は「自分が何を見るか」、「子供に何を見せるか」、意識の持ち方次第で都会でも森でもフィールドに合った形で自然保育はできる。と言っていたのだと思います。
意識とブッシュクラフトの関係
この話を読みながら、意識とブッシュクラフトはどう関係があるの? そんな疑問をもった人がいると思います。
私の認識ではブッシュクラフトは自然の中で暮らす技術です。私たち人間の力は到底自然には及びませんので自然の中で暮らすには自然を味方に付ける必要があります。
自然を味方に付けるにはどうしたらいいか? 技術や知識も大事ですが、その前に目の前の自然がどうなっているかよく知る必要があります。よく知るには意識を対象に向けて観察する必要があります。
自然の中で暮らす技術であるブッシュクラフトの最初の一歩は意識を自然に向けてよく観察することではないかと感じています。
私たちは日常的に目も耳もスマホやデジタルデバイスに意識が奪われていることが多いですよね。まずは意識を身近な自然に向けて観察するトレーニングから始めましょう。