ブッシュクラフトに出かける時のウエアは、汚れてもよい動きやすい服装がおすすめです。
参考にしている川口 拓 氏の本でも以下のように紹介されています。
ブッシュクラフトにおいて、切るものに関して大きなルールはないと私は考えている。あるとしても、汚れてもいいこと、動きやすことくらいだ。それが例えば着古したジーンズでも構わない。
ブッシュクラフトー大人の野遊びマニュアル 川口拓氏
ただし、ウエア・服装は体温を守る上で道具・装備なアイテムです。
この記事では、体温を維持するために役立つレイヤリング(ウエアリング)の技術や素材の特徴をまとめました。
また、ブッシュクラフトで人気のウエアメーカーも合わせてまとめましたのでご活用ください。
レイヤリング(ウエアリング)の技術
レイヤリングを知ることで日頃ご自身が着る服についてもああしたほうがいいなこうしたほうがいいなと改善点がみれてとても楽しくなります。
体温の重要性については、以下の記事を事前にご覧ください。
体温を逃さず守るレイヤリングは3つの層で構成されます。それぞれの層は別の役割を持ちます。まずは、各レイヤー層の特徴をまとめます。
体温を高める「ベースレイヤー(下着層)」
肌着とも言われますが、ベースレイヤーは肌をドライに保ち体温を下げない役割をもちます。
ベースレイヤー(下着層)の素材は、ウールやポリエステルがよく選ばれます。コットン(綿)は肌触りは良いですが、乾きにくく体温を奪いやすいため死の素材とも呼ばれています。
体温を貯める「ミッドレイヤー(滞留層)」
シャツやフリースなどのミッドレイヤーは、体温をウエア内に貯める保温や通気の役割をはたします。
ミッドレイヤー(滞留層)に選ばれるウエアはフリースや山シャツです。最近は、保温性と通気性を備えたアクティブインサレーションというウエアが選ばれているようです。
体温を守る「アウターレイヤー(カバー層)」
カッパやウインドブレーカーなどのアウターレイヤーは、雨や風など外部から体温を守る役割をはたします。
アウターレイヤー(カバー層)の素材で人気のゴアテックスは防水性と透湿性にすぐれ雨・風・雪から体を守りつつ、中の湿気を外に出してくれます。
ウエアメーカー
ブッシュクラフトで人気のウエアメーカーをまとめました。アウトドアやミリタリーの人気ウエアメーカーがよく使われている印象です。